製品紹介
アルミニウムの材料
科学成分による分類
アルミニウムは下記の様に分類されます。
純アルミニウム
高純度アルミニウム
- 99.9%以上
工業用純アルミニウム
- 99.7% / 【JIS】A1070
- 99.5% / 【JIS】A1050
- 99.0% / 【JIS】A1100
アルミニウム合金
- Al‐Cu系(Cuを3.5 ~6.8%含む)/【JIS】A2000系
- Al‐Mu系(Muを1.0 ~1.5%含む)/【JIS】A3000系
- Al‐Si系(Siを多く含む)/【JIS】A4000系
- Al‐Mg系(Mgを0.5~5.0%含む)/【JIS】A5000系
- Al‐Mg-Si系(MgとSiを1.0%程度含む)/【JIS】A6000系
- Al‐Zn系(Znを5.0 ~6.0%含む)/【JIS】A7000系
形状とその記号
1. P-板
例:A1100P ←―純アルミニウム「99.0 %」の板
1. S-押出型材
例:A6063S ←―Al・Mg・Si系押出型材
通常のサッシ材はすべてこの材料である。
拡張性とその記号
1. 加工硬化
非熱処理合金
(A1000系、A3000系、A4000系、A5000系)に適用。
記号はHを使う。(H12、H14、H24、H34等がある。)
2. 焼き入れ、焼き戻し
熱処理合金
(A2000系、A6000系、A7000系)に適用。
T5・・・高温加工から急冷後、焼き戻し処理をしたもの。
T6・・・焼き入れ処理後、焼き戻し処理したもの。
3. その他
O・・・焼きなましたもの。T1・・・製造のままのもの。
例:)
- 【A1100P-H14】純アルミニウム板材
- 【A5052P-H34】Mg系板材
- 【A6063S-T5】Al‐Mg‐Si系押出形材